若いうちから相当活躍されている方の中には、このような方がいらっしゃいます。大手ドラッグストアでいち早く昇格していても、さらに高みを目指していきたいという方が選ばれる道は、唯一異業種への転職です。異業種への転職は30代に入ると難しくなりますので、20代のうちに覚悟を決めるのが良い選択です。店長としての現在の年収をさらに上げたいという方が選ばれるのは、営業職です。
ただし、ドラッグストアで活躍し、さらに年収アップを希望して営業職に転職されても、そこからやはりドラッグストアが良かったと思い、戻ってこられる方が多いのも事実です。そのような事例や、営業職としての厳しさもお伝えしたうえで、それでも挑戦したいという強い意志があったため、当社では未経験可の営業の求人を20件ほどご紹介しました。異業種への転職は、書類選考の通過率、面接の通過率ともに、業界内での転職に比べて圧倒的に率が下がるため、ある程度の数のエントリーを同時並行して進めていきます。今回は約10社の求人にエントリーをし、その中から4社を面接し、内定をいただいた人材営業の内定を得ることができました。固定給はドラッグストアの店長の時と比べて低い金額からのスタートですが、インセンティブで大幅に年収増を見込めるチャンスがあり、何としても結果を出すという覚悟を持って、異業種に転職した事例です。